ホープリル。朝…。





2002/02/08(金) 09:29:40 ルナ
タイトル 謝る  

「おーい!出雲〜!起きてる?」

私は大声でそう言いながら出雲の部屋をいきおいよく開けた。
「あっ、あぁι」
出雲はびっくりしたという顔で私を見た。
なんか目の下にくまあるけど・・・どうかしたのかな?

・・・アッ!ルナオハヨ〜・・・

ノルフはにこにこしながら私の方に来た。

・・・気安クルナニ近寄ルナ!・・・

私の頭に乗っているイリフはそう言ってノルフを睨み付けた。

・・・ソンナノ僕ノ勝手ダロォ〜・・・

ノルフの言葉にイリフは怒ってファイヤーボールを撃とうとする。
「イリフ!今度、火事起こしたら絶交だからね!」
私はきびしくイリフに言った。

・・・・ハァ〜イ・・・・

私はあらためて出雲を見た。静まり返ってる。
無理もない。昨日はあんな事あったんだし。
「出雲、昨日は意味不明な事言って殴ってごめんね。」
「えぇ!!!」
私の言葉に出雲はすごくびっくりしてる様子。
「何よその驚き用は!」
私は内心ムカツキながらもそう言った。
「いやっ・・まさかルナが自分から謝るとは・・・。」

どういう意味よそれは?怒りを口にしようかと思ったけど
また喧嘩になりそうなのでやめる事にした。
「とにかく、昨日の事は謝ったからね。私、気まずいのとか
好きじゃないし。昨日、私が言った事は全部忘れて!」
私はそう言ってびしっと出雲を指さした。






2002/02/08(金) 12:41:39 三嶋 出雲
タイトル 補習終わり!(本体が) 今日の気分 日記巡りツアー

「とにかく、昨日の事は謝ったからね。私、気まずいのとか
好きじゃないし。昨日、私が言った事は全部忘れて!」
 そうやってビシィっと指差し俺に言うルナ
「いや…まぁ別にんなことはどーでもいいけど…
 つーか…なんかさぶいぼがたったわ…」
 そうボソリと呟きながら右腕を摩る
「ちょっとそれどーいういみよ!!」
「言うなれば気持ち悪い…」
 そういって口を押さえる。
 ルナは何か心の中で葛藤してるように見える。
 どうやら怒るか怒るまいか悩んでいるようだった。

「ともかく気持ち悪いだろうがどんなのどーでもいいのよ!
 謝ったからね!!全部わすれるのよっ!!」
 そういって扉をバタンと閉めて帰っていった。
「なんだアレ…なんかあったんかいな?」
『さぁ?』






2002/02/08(金) 16:48:48 立木 小春
タイトル 目覚め  


目覚めると、其処にルナの姿は無かった。
別の部屋から聞こえる大声で目を覚ました・・・と言っても過言では無い。

「ちょっとそれどーいういみよ!!
 ▲○%□〜#〜〜〜〜!!」

ハッキリとは聞こえないけれど、どうやらルナの声。
そして部屋はきっと、出雲の部屋だろう。
喧嘩をしているのか、何かを謝罪しているのか・・・



「やっぱり"何か"あったんじゃない・・・」

そう呟いて、軋むベッドから身を起こした。


部屋の中に射し込む光
あたしは引き寄せられる様に起き上がって窓辺に足を運んだ。

木製の窓を開くと、澄み渡る青の空がある。
其の光景は、地球とは何ら変りはない様に想えた。
そよぐ風に、木の葉が鳴る。






斜め上には、風の精霊 ソフィが漂っていた。

………大変ヨ!!


・・そう叫んで居た。
ソフィが示す方向に目を向けると、海が見える。

何かが おかしい
外はこんなに快晴なのに・・・・・     海 は 、荒 れ て い た 。

下の方で、男が叫んでいる。・・・





『か、海獣だ…ッ!!!!!?!』



男は恐怖に顔を引き攣らせていた。






2002/02/09(土) 11:37:07 榊 凛耶
タイトル 受験前じゃん本体っ!  


『か、海獣だ…ッ!!!!!?!』





久し振りの宿屋で睡眠を取った俺とカイは爽快な朝を迎えた(本当かよ)。
カイが外を見つめている。
その内に俺が目を覚めたことに気付いたらしく、振り向いた顔は焦っているみたいに見える。

…オハヨウゴザイマス。何ダカ外ガ騒ガシイミタイデスヨ、凛耶!
「あぁ?何だそれ」
…海獣ガ出タソウデス。今ミナサンが出テ行キマシタ。
「んー…俺も出るの?」

するとカイは人間の姿になり、俺の手を引いてくる。

「当たり前じゃないですか!海獣ですよ?普通の人になんか倒せるわけ無いじゃないですか!」
「…しょうがないなぁ…俺も出ますか」

そういいながら無理やり出て行くと不思議な物が他の奴らの前に立ちはだかっていた。







2002/02/09(土) 18:20:27 ルナ
タイトル 海獣  

「うわー・・・。何こいつ・・。」
私は目の前の海獣とやらを見た。
海があれてるとかでここまで来たのはいいんだけど・・・。
「これがリヴァイアサンか・・・。」
出雲はそいつを見てぽつりとつぶやいた。

っとその時、少し遅めで凛耶が来た。
「なんだこいつ・・・ゲームに出てくる海獣そのものじゃねぇか。」
ゲーム???よくわかんないなー。
別世界にはここにはないなんかがあんのかしら?

「・・・何か言ってる。」
メリルはそう言うと海獣を見つめた。
「何をですか?」
コールはメリルにそう聞いた。
「・・・・みなさんにも聞こえませんか?ほら・・。」

    『仲間を助けてください』

何か聞こえる・・・。これは海獣の声?
「仲間を助けて?」
私は海獣が言った言葉を繰り返した。
「ルナさんにも聞こえますか!」
メリルの言葉に私は頷いた。
「仲間ってどういう事でしょう?」
未凪はそう言うと海獣を見つめた。





2002/02/09(土) 21:00:15 三嶋 出雲
タイトル 何や?  

町の騒ぎを聞きつけ現場に向かう中、
俺はひじょーーーーっに眠かった。

「だうぅ…」
…ネムソウダネェ〜マ、自業自得ジャン?…
「うぐぅッ…」
 俺はそう漏らしながら下を向いて走る。(物にぶつかるぞ;)
 っていうかマジでねみぃぃぃぃッ!!!

 そんな感じで怪物、リヴァイアサンのところに到着。
「うわー・・・。何こいつ・・。」
 ルナが言う俺も見上げればでけェ海蛇が見えた。
「これがリヴァイアサンか・・・。」
 おれはそうボソリと呟く…っというか恐怖よりも
 眠いっという事の方が勝っていた。






2002/02/12(火) 04:30:23 立木 小春
タイトル 海と水  


窓の外を、呆然として見ていると、息を荒げて部屋に走り込んできたのは
メリルと未凪の2人組。

『大変です!』 と言う一声すら、口並揃っていた。


一向は一先ず港を目指す。
横でメリルは心配そうに独り言を漏らしていた

「あぁぁ・・・本当は大人しい筈のリヴァイアサンが
 またナゼ急にあんな暴れ方をしいるのでしょう・・・」


少し俯きながら また前を向き直し、という加減で ブツブツ言っている。



目の当たりにすると、その巨体に膝が竦み、そこから身動きが出来なくなる様だった。


「これがリヴァイアサンか・・・。」

未だ眠そうな表情を浮かべてそう言う出雲に対して
横に居たルナがいかにも不満そうな表情を浮かべ、
何かを我慢しているかの様に拳を震わせていたのが見えた。


するとメリルが、じっと海獣を見詰て呟く。

「・・・何か言ってる。」
「何をですか?」
「…みなさんにも聞こえませんか?ほら……」

    

     『仲間を助けてください』



「仲間を助けて?」

ルナが、言葉を続けた。


「ルナさんにも聞こえますか!?」
「仲間ってどういう事でしょう?」
未凪が問う。





『仲間を助けて下さい』と、海獣は確かにそう言った様に聞こえたのだ。
あたしの中では、こんな生き物が存在している時点でもう有り得ない話なのだが
受け入れる他無いのだ、と ここへ来て漸く悟る事が出来る。



 

「……どういう事でしょう?」
コールが言う。
すると、突然 未凪が横で小さく ”キャッ” と悲鳴を上げた。
皆、一斉に未凪へと視線を注ぐ。


――――― 




沈黙を破ったのは、出雲の精霊 ノルフ。


…・・・モシカシテ、水ノ精霊・・・?…








2002/03/11(月) 09:00:03 ルナ
タイトル 水の精霊  

…・・・モシカシテ、水ノ精霊・・・?…

ノルフはぽつりとつぶやいた。
「水の精霊さん・・・ですか?」
未凪の見る方向、それは海獣とかいうのだった。

『はい。私は水の精霊です。今は訳あって海獣さんの体を借りているんです。』

その声ははっきりと私達に聞こえてきた。
前とずいぶん形が違うと思ったら体を借りてたのね・・・。
「あの、仲間を助けてとはどういう意味ですか?」
コールは海獣・・もとい水の精霊にそう言った。

『はい。実は私の仲間の海獣さん達が何者かによって捕まってしまったのです。』

「捕まった?」
出雲は目をこすりながらそう言った。

『そうなんです。勝手なお願いというのは分かっています。お願いします。
                   私の仲間を助けてください。』

そう言った水の精霊はとても悲しそうだった。

・・・フンッ!どうせお前がドジったからだろ!・・・

イリフはぷいっと水の精霊から顔をそらした。
「イリフ!」
私はその態度にイリフを睨み付けた。

・・・.....わかったよ。でも、これっきりだからな・・・

イリフは水の精霊をちらっと見てそう言った。

『はい。ありがとうございます。』






2002/03/14(木) 21:08:42 三嶋 出雲
タイトル 悩む  

…ボクは水の精霊の言う事だったら何ぁんでも聞くよぅ!…
 しぶしぶのイリフとは逆にやる気満々のノフル…もしこれで頼むのが水の精霊じゃなくイリフだったらコイツは絶対やらなそうだ…などと思う出雲。
『では、ともかく背中にお乗り下さい。その場所までご案内します。』
 水の精霊に言われ一同海獣の背に乗り水の精霊のいう仲間が捕らえられた場所に急ぐ。

「少々お聞きしたいのですが…貴方の仲間を捕らえた者の見当はついているんですか?」
 コールが出発してまもなく水の精霊に聞く。
『…多分…人間かと思います…。』
 その顔は正面を向いてわからないが声はとても悲しそうだった。







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